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バリ島、激走の果てに

あまりの快適さに負けた私はスラバヤ出発が遅れた・・・。
早く進もうと気が焦るときに限って渋滞・・・。

ん?シドアルジョ・・・。
あれ?ここの地名って聞いたことがあるな。
あ、あの泥が噴出し続けているというシドアルジョか。

あたりを見渡すと怪しげな観光を商売にしている輩がウロウロ。
人の不幸を観光の種にってのはどうかと思ったが、
被害者の立場からすればこれを利用してでも稼がないとね。

というわけで、渋滞もしてるし覗いてみることに。

クルマを降りただけですぐ鼻につくガス臭・・・。
土が盛られただけの堤防にあがってみると目の前に広がっていたのは。
Photo

















すんごいことになってるのねシドアルジョ。
まだまだ、泥の噴出は止まっていないらしい。
今月末で丸3年だそうです。
どこまで広がり続けてしまうのか・・・。

事故の経過をDVDにしたものを、身分証明書を見せながら
おじさんが話しかけてきた。
「俺の家はここにあったんだ、それがこんなことに・・・」などなど、
いろいろ身の上話や泥噴出の説明を受けたので、その礼にDVDを購入。

いかんいかん、急がねば。
なんとしても今夜中にバリ島へ。

走れ!走れ!

バリ島への玄関口「バニュワンギ」はまだか!

19時、バニュワンギに到着。
目の前にはバリ島が見える。

しかし、安心するのは早かった。
港のゲートで警察に車を止められた。

警 「ちょっと、クルマを降りてください」
私 「なんだよ~」
私 「免許証、身分証明書コピー、パスポートのコピー、全部あるよ」
警 「それはわかりますが、ちょっと・・・。」

渋々、同行。

小部屋にて。
警 「ミスター、あなたはバリ島で仕事してるのですか?」
私 「そうですよ」「それが何か?」
警 「これ(身分証明書、パスポート)コピーですよね。」
私 「そうですよ」「それが何か?」

あ~イラつく・・・。

警 「困ったな~、これじゃバリ島へ渡すわけにはちょっと・・・。」

ここから問答、あーでもない、こーでもないが約30分・・・。
しかもこの小部屋、蚊が30匹ぐらいうじゃうじゃ・・。

「た、た、耐えられない・・・」
しょーがない、警察の手に彼らが欲しているものを握らせる。

警 「コレをわたしに?」
私 「ええ、よろしく」(不本意ながら)
警 「では、ミスター、気をつけてバリ島へ」
私 「(くそっ・・・)」

でも、ようやくバリ島へ!

しかしバリ島の西端ギリマヌクから我が家のあるジンバランまではまだ遠い!
食事も抜きで走りまくる。

深夜12時ジャスト
ついに我が家に辿りついたのでした・・・。

走行距離、1,498km(ほぼ一般道)

あ~ちかれた。

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ジャワ島、東へ東へ

早朝に目が覚めた!

ホテルの朝食を丁重にお断りし街へ出る。
スマランは比較大きな都市でジャワ島でも五本指に入る規模。
じっくりと見て廻りたいところなのだが、まだ中部ジャワのど真ん中だ。
とにかく東へ進まねばならない。

とりあえず50kmほど東へ走ったがやっぱりお腹が減ってきた。
「よし朝飯を探そう!」

現在いる街はKudus。
そこらへんのおっちゃんにこの辺で有名な食べ物を聞いてみた。
それがNasi Gandul(ナシ・ガンドゥル)
白いご飯におかずを1品選び、スープをぶっかけるだけなのだがこれまたウマイ!
テキトーな食堂に飛び込んで食べたのだが正解だった。
Nasi_gandul

















その後は東ジャワを目指してひたすら走る走る走る。
バリ島にはないベチャに乗ってブラブラ散歩したいところなのだが・・・。
Photo

















400kmほど東へ激走した結果、夕方、ジャワ島第2の都市「スラバヤ」に着いた。
スラバヤまで来ればバリ島への道は見えたような気がしたので、
今日はスラバヤ泊に決定!
昨日とは打って変わって余裕を持ってホテルを探す。
しかし、スラバヤって大都市だな~~~。
つづく。

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ジャワ島、山を越えてスマランへ

今、思い出しても恐ろしい山越え。

バンドゥンを出発して、今日はどこまで行けるか・・・。
できれば今夜のうちにスマランにたどり着いておきたい。
そうすればその後はなんとなくだがバリ島までの予定が見えてくる気がしていた。
ざっくりとしたジャワ島の地図しかないが、まずは近くの町スメダンを目指そう。
スメダンさえ通り過ぎれば自動的にジャワ島の北岸チレボンに到達できる。
そこからはひたすら東を目指せばよいはずだ。

しかし、山越えでこの道で合っているかどうか確信が持てない。
そこで、道行く車のナンバープレートに目をつけた。
チレボンのナンバーはアルファベットの「E」で始まるナンバーだ。
何台かEナンバーの車の進行方向を見定めた後、家族連れのEナンバーの尾行を開始。
コイツはチレボンに向かうはず。

しばらくすると豆腐を売り物した屋台がたくさん現れた!
ここがスメダンだ。
スメダンは豆腐料理が有名らしい。
ということで尾行した車に別れを告げて小休止。
適当な屋台で揚げた豆腐を買ってみた。
目の前で油で揚げてくれるんだがこれがまたウマイ!
Dscn2050 Dscn2052

























あ、雨が降ってきた・・・。
いかん出発、出発!

この山越え、地図で見ると標高1,884mもある。
大型トレーラー、大型バスが何のためらいも見せず、
下りのカーブで追い越しをかけてくる。
いつ対向車と衝突してもおかしくない運転だ。
雨脚が強くなってきた。
すべる。
視界も良くない。
前のトラックからは過剰積載の土やら小石が落ちてくる。

案の定、道路わきにはよけ損なったか、車を制御できなかったトラックが
チラホラ転倒しているし・・・。

こっちは1,000ccの小馬力エンジン。
緊張の山越えは3時間以上かかった。

チレボンに着いたのは夕方近く。
ダメだチレボンなんて、まだ西ジャワじゃないか。
せめて中部ジャワのスマランへ!
チレボンからスマランへの道はこれまた凸凹・・・。
かと、思ったらきれいな道路になったり、また凸凹だったり・・・。
トレーラーに煽られながらもとにかく前へ進みたい。
前へ!前へ!

途中、あまりの眠さに幻覚を見る。
危険な兆候だ・・・。

ノンストップで、23時30分スマランの街へ到着。
つ、着いたスマランに・・・。
スマランはルンピア(春巻き)がウマイ?
そんなこと今日はどうでもいいからホテルで休みたい。
ろくに部屋のチェックもせずテキトーなホテルにチェックイン。
たしか名前がHOTEL BALI(笑)

ビールを飲ませてくれと頼んだがやっぱり常温だった・・・。
常温でもなんでもいいや。
飲んで寝る。

アー、その前にトイレ・・・・。
トイレットペーパーがなかったので、従業員にペーパーをくれといったが、
その返事は「ホテルにトイレットペーパーはありません」

「そんなわけねーだろ!今すぐ持って来い!」

数分後、笑顔で「ありました、ありました」と言ってペーパーを手渡す。

疲れた・・・眠い・・・、けど天井が騒がしいじゃないか。
あ~、ネズミの運動会か。

朦朧とした意識の中、泥のように眠った。

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